大会の緊張に備える。普段の練習で再現しておきたいこと
大会の緊張に備えるには、緊張をなくそうとするより、普段から「待って、呼ばれて、投げ始める」流れを試しておくと準備が具体的になります。連続して投げる練習だけでは、試合の間や再開の場面を扱いにくいためです。当日に実行したい手順を少なく決め、練習で確かめましょう。
投げる前の手順を短くする
立つ位置を確認し、狙いを決め、構えて投げる。このように、自分がいつも行う動作を言葉にします。手順を増やすほど安心できるとは限りません。迷いやすい場面を一つ選び、そのとき何へ戻るかを決める方が使いやすくなります。
普段の練習でその手順を繰り返し、急いで投げていないかを観察します。うまくいった一本だけを基準にせず、失投の後も同じ準備に戻れたかを見てください。痛みや強い違和感がある状態を、緊張の練習として我慢する必要はありません。
待ち時間を挟んで再開する
連続して投げた後に少し間を置き、次の一投目を普段の手順で始める練習を加えてみます。待ち時間の長さを競うのではなく、休んでから狙いを定め直すことが目的です。友人と練習するなら、順番を交代する中で再開の感覚を確かめる方法もあります。
待っている間に道具を何度も変えたくなるなら、使う組み合わせを先に決めておきます。大会の進行や練習場所は主催者ごとの条件があるため、当日に同じ練習量を確保できると期待しすぎないようにしましょう。
試合の目標を行動で決める
「勝つ」だけでは、相手の結果によって目標の評価が変わります。「呼び出しを確認する」「一本ごとに狙いを決める」「外した後も立ち位置を確かめる」など、自分が実行できる目標を置きます。
本番のように得点を残す練習では、成績と一緒にその行動ができた場面を記録してください。得点が悪くても準備を戻せたなら、当日に使える手掛かりになります。逆に高得点でも手順を忘れた場面は、次の練習で確かめられます。
前日までに迷うことを減らす
受付時刻、会場への道、必要な物は別の準備表で確認します。練習の直前に新しい課題を大量に増やさず、当日は何へ戻るかを短いメモに残しましょう。初めての大会なら「落ち着いて一試合の流れを知る」ことも十分な目標です。経験を持ち帰り、次に備える材料を増やしていきます。